a-dollのブログ

忘れたくない日々のあれこれの記録

告別式に行く

昨日に引き続き、告別式に出席。
11時半に始まって、終わったのは4時半だった。
最後に初七日の法要が営まれたが、喪主の甥を始め20人程の親族のうち半分以上は、気持よく舟を漕いでいた。
又お坊さんのお経が眠気を誘う旋律で、お経の言葉も何語か解らないし、眠れない時のために録音したい位である。
甥の親戚はビッグファミリーである。奈良県G市の旧家で、江戸時代からの膨大な家系図を見せてもらった。
留焼香をした本家の当主という人は恐い顔をして威張っている。
見たことが有る顔だからご挨拶をしなくては・・と思ったが付け入る隙がない。
ところが、お酒が入ると真っ赤な顔で「ご主人の大学の後輩でして、一緒にみなみでお酒を飲んだことがありますねん」としゃべって来た。
名前を聞くと、そう言えば年賀状のやり取りをしていたな、と思い出した。
以前、甥の結婚式でもお目にかかっている。
この小父さん、甥とはかなり遠い親戚なのだが(はとこの子といっていた)、本家だからと威張る世界も現代にまだ存在しているのだ。
哀しい筈のお葬式だけど、ドンを取り巻くドラマを見ている様で面白かった。お陰で疲れも無し。

雨がやっと上がって裏庭に出ると咲いていた紫陽花。