a-dollのブログ

忘れたくない日々のあれこれの記録

「譲る人イサク」

日曜礼拝メッセージより
創世記26:12〜28
イサクが事件に巻き込まれた話である。
イサクは日本でも子供に多く命名されている。伊作、慰、井作などである。中でも井作は井戸を多く掘ったイサクをそのまま現している。
アイザックもイサクである。アイザック・ニュートンなど。
飢饉があり、イサクはペリシテ人アビメレクのところへ行った。1節
その地に種を蒔き、百倍の収穫を得た。12節
主が彼を祝福して下さり、ますます栄えて裕福になった。13節
大成功を収めたが、ペリシテ人が彼を妬んだ。14節
アブラハムの時代に掘った井戸を塞がれ、出て行けと言われ、イサクは去った。17節
湧き水の出る井戸を見つけたが、そこでも争いが起こり、
何度も争いを避けて他に移って井戸を掘った。
その頃の井戸は、荒野で牧畜をする上で大切なもので、現代の油田にも等しい大切なものであった。
イサクは又移って、井戸を掘った。ついに争いが起こらなかった。
「今や、主は私たちに広い所を与えて、私たちがこの地でふえるようにしてくださった。」22節
イサクから学ぶことは、
1、人と絶対争わない生き方。
争うより譲ることで、神はまた与えて下さるという信仰の強さ。
覚悟を持って生きる意志の強さを感じる。
争いは連鎖を呼ぶ。
2、人に譲るものは神から譲られる。
従兄に当たるロトに対する父の清々しい生き方を学んでいた。
ロトは恩のある伯父アブラハムから豊かな地を奪ったのであった。末に火山の爆発で全てを失った。
3、争わずして和解を勝ち得た。
やがて、アビメレクが来て言った。
「主があなたとおられることをはっきり見ました。あなたと契約を結びたい」と申し入れたのであった。