a-dollのブログ

忘れたくない日々のあれこれの記録

お年玉大当たり

久しぶりの暖かい太陽に嬉しくなって庭に出る。水仙の花が凛として咲いていた。少し春の気配がして嬉しい。
一昨日、同窓会の席で、乾杯の挨拶に立たれた86才のOさんはおっしゃった。
「この厳しい時代、皆が萎れていてはならない。過去を振り返って悔やんでばかり居ないで、凛として未来に立ち向かわねばならない」と元気な声で挨拶されたのである。
この方はいつもはち切れんばかりのエネルギーでご挨拶されるので、こちらは元気にならざるを得ない。86年の間には沢山の苦労をなさったに違いが無いが、とにかく前向きである。年の初めに後輩達に毎年活を入れて下さる。
落ち込んだ時や嫌な気分の時、「凛と生きよ」の声を甦らせることにしよう。
今日の夫は少し元気だった。耳元でささやく娘のお祈りの言葉を瞬きして聞いていたし、年賀状のお年玉に切手シートが15枚も当たったので、そう告げると目をぱちっと開けて少し表情が動いた。こんな表情は久しぶりである。
毎年、お年玉の当たり番号を探すのは夫の楽しみだったので、15枚大当たりのニュースに嬉しかったのかも知れない。
頂いた年賀状は毎年の4分の3位の枚数にも関わらず、大当たりの年賀はがきだった。