兎に角疲れた。
午後からドーンセンターへ出かける。電車に乗っていると俄に雲が広がって来てそのうち雷鳴と風と雨。
車内放送で、関空行きの列車の不通の旨を説明している。
地下鉄で先輩達に会った。雨だからタクシーで行くから一緒に乗ろうとおっしゃる。
天満から徒歩５分の場所なのだけど、雨だし、しかしタクシーはすぐ拾えないのじゃないかと案じたが、先輩には逆らえない。
「近くても先きに千円渡したら行ってくれるわよ」と、強引に反対の出口に上がったが案の定車は無く、遠回りで歩く事になる。幸い雨は小降りになっていたが、歩くのが全員超遅いときている。
お蔭で５分遅刻。
これからは出逢っても知らん振りで一人で行こう。
リーダーのK君が舌癌で入院中なので、ぼーっとしてる訳に行かない。楽屋の鍵のこと。貴重品の取り扱い。集合の場所と時間。先輩のSさんを助けて走り回った。
歌は先ず先ずの出来。皆が「今年は上手だった。」と褒めてくれた。
清水谷の合唱部は兎に角素晴らしい。年々部員が増えてレベルもアップしている。
そして男の子も女の子もお行儀が良くて気持ちがよい。外国の合唱団や他校の合唱団との交流も多く経験してマナーも向上しているのだと思う。当然ステージマナーも文句のつけようが無い。
合唱というのは、大勢で歌声を合わすと云う事が重要なので、良い意味での統制が取れていないとダメなのだ。
託磨先生は音楽性はもちろんの事、生徒達を引っ張って行くすごい力がある。
今夜も後輩達の素晴らしい活躍を誇らしく思った。
夫はファンなので毎年欠かさず聞きに来てくれている。
清水谷高等女学校から続いている古い伝統の水色のセーラー服もお気に入りなのだ。
