a-dollのブログ

忘れたくない日々のあれこれの記録

八福の教え(5)あわれみ深い者は幸いです。その人たちはあわれみを受けるから

婦人聖書の集いより。

「あわれみ深い者は幸いです。その人たちはあわれみを受けるから」マタイ5:7

1、「あわれみ」の意味

・世間では

「あわれみ」という言葉はあまり良い意味に使われていない。

例:「自分は他人に憐れまれるほど落ちぶれてはいない」というように「あわれみ」とは高い位置から低いところにいる人に何かしてあげる、と理解されている。

・聖書の意味

言語は「エレオス」

ー悩みの中にある人や助けを必要としている人に寄り添い共感し同情する心のことー

キリストに見られるあわれみ

 エスは舟から上がると多くの群衆を見、

 彼らを深くあわれんで、彼らの病気をいやされた。 マタイ14:14

 

2、「あわれみ」が求められるところ

・赦しに関して

 私がおまえをあわれんでやったように、

 おまえも仲間をあわれんでやるべきではないか。マタイ18:33

※「赦し」は「山」が動くために必要な心。

 ・・だれでもこの山に向かって「動いて、海に入れ」といって、心の中で疑わず、

 ただ、自分の言ったとおりになると信じるなら、そのとおりになります。

 だからあなたがたに言うのです。

 祈って求めるものは何でも、すでに受けたと信じなさい。

 そうすれば、そのとおりになります。

 ・・・だれかに対して恨み言があったら、赦してやりなさい。

 そうすれば、天におられるあなたがたの父も、

 あなたがたの罪を赦してくださいます。マルコ11:23-25

・弱さに関して

 牢につながれている人々を、自分も牢にいる気持ちで思いやり、

 また、自分も肉体を持っているのですから、

 苦しめられている人々を思いやりなさい。 ヘブル13:3

 

3、あわれみ深い者になるために

聖書が繰り返し教えることは、人間は罪深い者であるにもかかわらず神は私たちの弱さに同情深く愛を持って救い上げてくださる、という事実。これを受け入れたのが信仰である。この神のあわれみを日々に知り感謝していくことが私たちが「あわれみ深い者に」変えられていく秘訣である。

コロサイ3:12、13