洗濯もよく乾いたし、庭掃除もした。
暖かいお日様の日差しを浴びていると、心も柔らかく溶けてくる。
オタフク南天の赤い色も可愛い。
* * * * * * *
ヨブ記(8)
婦人聖書の集いより
聖書 ヨブ記8:1-7
ヨブの3人の友人の考えは、よく見られるものである。
悲しみに沈む者への言葉遣いについて、また信仰について、そのどちらに関しても間違った考えを示している。
今日はビルタデの言葉から。
もし、あなたが、熱心に神を求め、
全能者にあわれみを請うなら、
もしあなたが純粋で正しいなら、
まことに神は今すぐあなたのために起き上がり、
あなたの義の住まいを回復される。ヨブ記5、6
1、鬱状態の人に「がんばれ」は禁句である。
ビルタデは「熱心に(がんばって)神を求め…祈れば…救いは来る」と言うが、
悲しみに沈む人、鬱的状態の人に「がんばりなさい」は禁句である。
なぜなら今までも、いっぱいいっぱいで頑張ってきたのに、さらに何を頑張れと言うのか。
2、神の計画は人間の熱心によっては変えられない
・ビルタデは「熱心に神を求めるなら…神はあなたの義を回復される」と言うが、
これは信仰的に間違い。なぜなら、
事は人間の願いや努力によるのではなく、
あわれんでくださる神によるのです。ローマ9:16
事=神の計画のこと。祈りによって病が癒される場合があるが、どんなに祈っても癒されない場合が有る。
その違いは病が神の最善計画の中で存在しているからである。
神の最善計画を越えては祈りも動かせない。
しかし、どんな場合でも祈りを通して「平安」は約束されている。
何も思い煩わないで、
あらゆる場合に、感謝を持って捧げる祈りと願いによって、
あなたがたの願い事を神に知っていただきなさい。
そうすれば、人のすべての考えにまさる神の平安が、
あなたがたの心と思いをキリスト・イエスにあって守ってくれます。ピリピ4:6、7
・人間の熱心が事を成し遂げるのではなく「神の熱心」が事を成し遂げるのである。
その主権は増し加わり、その平和は限りなく、
ダビデの王座に着いて、その王国を治め、
さばきと正義によってこれを堅く立て、これを支える。
今より、とこしえまで。
万軍の主の熱心がこれを成し遂げる。 イザヤ9:7
3、人は正しければ回復するか
菅原道眞の歌に
「心だに誠の道にかなひなば折らずとても神や守らん」がある。
心さえ正しければ神は守ってくださると言う日本人の心情を歌っている。
ビルダデの主張もこれと同じ。
しかし、聖書はそう教えていない。
ローマ3:20-22