a-dollのブログ

忘れたくない日々のあれこれの記録

デッドパン

目医者に行く。
3週間目薬を使ったら眼圧が少し下がった。
極々初期なので、深刻に考える事は無く、パソコンも読書も普通にやっても良いとのことだ。
自覚症状が無いから、私の場合はたまたま見つかったので、目薬を使っている限り悪くなることはないそうだ。
待たされる事を覚悟で本(アイルランド紀行)を持って行き読むが今日は早く終わった。
この本は面白い。
アイリッシュは負けず嫌いで弁が立つらしい。
彼等が吐き出すウイット叉はユーモアは、死んだ鍋のように当人は笑っていず、言われた方はしばらくして痛烈な皮肉あるいは揶揄であることに気付く。
ビートルズがアメリカ公演の時の記者会見で、「ベートーベンをどう思う?」とバカな質問を受けたのに、リンゴスターは「良いね、とにかく彼の詩がね」と言って愚弄したのだ。
これが、デッドパンなのだそうだ。
彼等が、勲章を貰った時、旧軍人達が文句を言ったら、ジョンレノンは「人を殺して貰ったんじゃ無く、楽しませて貰ったんだ」と言った。これもデッドパンだ。
私は実家に行くと、いつもいじめに遇う。
兄嫁は、これ見よがしに孫自慢、息子自慢の話題を持ち出す。
一度なんか、「やっぱり、男の子を持ってなあかんわね、男の子は頼りになるわ」とぬかす。
孫Kちゃんが薬大に入ったとか、孫のKこちゃんは歌が上手いとか、褒めちぎる。
私は、いつも「そう、ええね、うらやましいわ」と顔をひきつらせながら言ってるのだか・・・くくく。
司馬さんの本を読んで、私もアイルランド人に習ってデッドパンをやってみたいと今日思った。
何て言ったら痛烈なデッドパンになるのだろう。
誰かに良いアイデアを教えて欲しいものだ。