a-dollのブログ

忘れたくない日々のあれこれの記録

カンタービレ・リンブルク

今日も蒸し暑い一日だった。夕方夫の夕飯の仕度をして出かける。
天王寺区クレオ大阪中央(以前は大阪市の婦人会館だったのを建て直して美しいホールが出来ていてびっくりした)で日本・ドイツ交歓コンサートが有った。
古いコーラスの友達T氏の所属する男声合唱団コールシャンテが出演するので招待券を貰ったのだ。
T氏の編曲による外山雄三作曲の<叙情曲集>を聴く。
流石どの曲も美しい旋律でいて説得力が有り、男声合唱の力強さで迫って来て感動したが中でもナジム・ヒクメットの詩による<雲に人間を殺させるな>は良かった。
2部はドイツの合唱団カンタービレ・リンブルクの演奏。
ヨーロッパにおけるトップクラスの男声合唱団だと云う。
背が高くがっちりした体格の男性が25人程、見るからにゲルマン民族って感じで、ステージに並ぶだけで圧倒される。
その歌がまたしびれる。
アカペラでシューベルトシューマンの曲を素晴らしいハーモニーで聴かせてくれた。「カンタービレサウンド」とヨーロッパでも評判なのだそうだ。
やっぱり、ベートーヴェンモーツアルトの国の音楽文化のレベルの高さは違うなあ。
それと生で聴くドイツ語の美しさはどうだ。
アンコールではローレライを歌ったが流石ラインの水で産湯を使った男ばかり。民族の差を感じさせる歌で唸ってしまった。聴いているとライン河の流れが目に浮かんで来るようだ。
ロビーに出て来たカンタービレのメンバーの中でもバスでとびきりハンサムがいたので握手して来た。
やったー。