a-dollのブログ

忘れたくない日々のあれこれの記録

音階名

娘が教えているボストンの音楽学校では、階名をドレミではなくてアルファベットでいうそうである。
娘は幼い時からずっとドレミかドイツ音名で教育を受けて来たし、バークリーでもドレミだったのに、ちょっと戸惑うらしい。
ト音記号の5線は、下からミソシレファだが、E G B D F になって、これは語呂合わせで『Every Good Boy Dose Fine』(良い男の子は良い行いをする)と覚えると良いそうだ。線と線の間は F A C E なので(顔)だから覚えやすい。
アルファベット音階を試験てきに歌ってみたがこれは難しくて出来ない。
ドレミでも口が廻らないのに、これは絶対に無理。
私が小学校2年生のとき、始めて階名を教えてもらった。戦争のまっただ中である。その時は何と、いろは、すなはち♪ドレミファソラシドはハニホヘトイロハなのだ。
ハホト、ハヘイ、ロニトの和音の違いを教えてもらった。先生がオルガンで和音を弾くと、手を上げて「ハホトです」とか「ロニトです」と答える。
私はこれが得意で、余り普段は手を上げない子なのに、この時は自信を持って「ハイ!」と手を上げて答えていた。
いつからドレミになったのかどうか忘れてしまったけれど、私の頭の中にはちゃんとハニホも残っている。