今、夫は花粉症でくしゃみをしている。当然のことながら鼻水が出てそれが乾くと鼻がかゆくなるのだ。
難波まで出掛けるというので、玄関で見送る時ふと顔が気になった。新婚の夫婦じゃ有るまいし「いってらっしゃい」とじっと顔を見つめ合う訳じゃないので、ふと、という感じで何か顔が気になった。
「ちょっとこっち向いて」と振り向かしてじっと見ると、やっぱり鼻血が少し覗いているのだ。
「はなくそほじった？」と聞いたら「うん」という。
薬の影響で少しの傷でも出血が止まらなくなるという危険が待っている。
これはやばい。
「折角やけど出掛けるのは止めてちょっと安静にして」と引き止めた。
２時間程したら、治っていたのでほっとした。
「決して鼻をさわらないこと、水ばなが出たらティッシュでそっと押さえるだけにすること、鼻がかゆくてもほじらないこと、」と言い渡した。
神経が休まる間がない。
早く花の季節が終わって欲しいものだ。
