a-dollのブログ

忘れたくない日々のあれこれの記録

追悼句

a-doll2009-03-27

朝から役所と銀行と天王寺の社会保険事務所に行った。
何枚も書類を書いたので、帰りの電車ではくたびれて(特に目が)眠ってしまった。


夫の友人から何通も弔意の手紙や、追悼句が届く。
告別式に頂いたのも含めて何句か書き上げてみる。

<大兄の笑い高らか春の雲> 主宰
<友逝けり顔(かんばせ)に湛う花の笑み> Tさん
<雛しまいをれば訃報のとどきけり> A子さん
<ステッキの主人待ちをり春の夕> Kさん
<人形の私語しているや鳥雲に> Sさん
<春風ややさしき人の雲にいて> Tさん
<天上は呵々大笑いぞ雲雀東風> Jさん
<杖音を追うてゆきたる春の雲> K女さん
<蝶タイの雲舟大人菜種梅雨> I心さん
<雲となる雲舟兄や鳥雲に>  々
<信仰の愛につつまれ春の雲> 々

まだ沢山有るが,俳句はこんなとき素直に思いを言葉に出せて良いなと思う。雲という言葉が多いのは,夫の俳号が雲舟だからである。