a-dollのブログ

忘れたくない日々のあれこれの記録

酒の肴は

高校の同期会の実行委員会に出席する。お正月は恒例で「てっちり」に決まっている。
良い河豚を安く食べさせてもらえる。食べ物にうるさい船場のぼんちの成れの果てが「上手い」と云うから間違いなかろう。
私は実家が食べることに文句を云ってはならない、という家風だったから、いつでも何でも満足して食べられて幸せだ。

お鍋を突きながら、T川さんとK下さんで話が昔々の姑の思い出になった。
結婚してすぐにお姑さんに意地悪された遥か昔の思い出である。今より嫁の立場は厳しいものであった。黙って耐えるしか無い。
50年も経っているのに、生々しく甦って来る。
世の姑達はお嫁さんには優しい言葉をかけなくてはいけない。
70才過ぎて酒の肴に悪口を言われるのだ。
と言っても、K下さんも私も姑になれなかったのであるが。