昨夜はくたくたに疲れていたくせに、1996年版の映画『ジェーン・エア』のビデオを見つけてしまったので観てしまう。
ジェーン役はシャルロット・ゲンスブール、ロチェスター氏はウイリアム・ハート。
BBCのドラマと同じ場所を使って撮影されていると思える。美しい邸宅と周りの風景がである。
昼間の邸宅の中は比較的明るく設定されていて明るい印象を受ける。
シャルロット・ゲンスブールのジェーンは無表情で冷たい雰囲気で、ロチェスター氏が一目ボレするのはちょっと信じ難い。
ウイリアム・ハートは、悲しみを胸に秘めて苦しんでいる様子が良い雰囲気だった。
でも、私はやはりオーソン・ウエルズとジョーン・フォンテーンのモノクロの映画がやはり一番好きだ。原作と違って美しすぎるが、おどおどした不安げなジェーンの面影が、私の頭に焼きつけられているからかも知れない。
寝不足で始まった月曜日だったが、午前中は掃除をこなす。
午後娘の友だちSさんが来た。先週お母さまを亡くされたばかりで悲しみの最中だ。
一年間一人でがんと戦うお母さまを看病されたのだった。
クルミちゃんと遊んで少しは悲しみが癒されただろうか。