a-dollのブログ

忘れたくない日々のあれこれの記録

「挫折と回復」

日曜礼拝メッセージより
ヨハネ18:15〜18、25〜27
先週の続き。
イエスの逮捕は弟子たちには意味が分からなかった。
ペテロはイエスに「決してあなたを裏切らない」と誓った数時間後に、イエスのことを知らないと言った。
3度知らないと言ったときに予告通り鶏が鳴いた。
挫折の原因はどこにあるか。
1、中途半端な位置に立つ。15〜16節
ペテロは場所的にも心理的にもゆれている。
中庭に一緒に入って行かずに外で門のところに立っていた。
門番のはしために「あの人の弟子ではありませんか」と問われただけで、突然恐ろしくなって「そんな者ではない」と言ってしまう。
2、自信過剰
イエスはペテロに「今夜、鶏が鳴く前に、あなたは3度わたしを知らないと言います。」と警告されたのに耳に入らなかった。
そして、
「たとい、ご一緒に死ななければならないとしても、私はあなたを知らないなどとは決して申しません。」と大見得を切った。マタイ26:34〜35
しかも、ゲッセマネでイエスが祈っておられる間、眠り込んでしまった。
回復した訳。
1、主の言葉を思い起こした。
自然現象、人との出会いなどで、神は主のみ言葉を思い出させて下さる。
鶏の声を聞いて、イエスがおっしゃったことばを思い出した。
そうして激しく泣いた。マタイ26:75
2、キリストのまなざし 
 主が振り向いてペテロを見つめられた。ルカ22:60〜62
自分を裏ぎった弟子を振り向いて見つめられた。
ペテロは自分の愚かさに気づき涙を流したのである。
3、キリストのとりなしの祈り
自分にひどいことをした人に対して、許す祈りが出来るだろうか。
 あなたの信仰がなくならないように、あなたのために祈りました。
 だからあなたは、立ち直ったら、兄弟たちを力づけてやりなさい。ルカ22:32
イエス様はカウンセラーである。立ち直るまで待って下さるお方である。