満開の桜並木を通って、教会へH子さんのお別れの式に参列する。
教会の告別式は美しい。
白の薔薇とかすみ草を中心に、柔らかなピンクの薔薇やカトレア、胡蝶蘭の蕊のクリーム色、全体が淡いロマンチックな色彩である。
中央に花に囲まれた十字架と、横にはやはり花に縁取られた遺影が飾られている。棺の上も花が一杯に盛られている。
今日はYさんのヴァイオリン、Sさんのピアノ伴奏で「G線上のアリア」が演奏された。
J子さんも妹のMちゃんも肺がんのお母さんの闘病生活を支えて良く頑張ったと労いたい。
間際にイエスさまを受け入れて、娘たちに何よりの遺産を残された。
桜の下を歩いて帰宅。もう30年近くになる母との訣れの日を思い出した。桜は悲しい思い出を残す。
J子さん姉妹の悲しみが早く癒えますように。
鈴蘭水仙、白いチュリップも咲いた。