a-dollのブログ

忘れたくない日々のあれこれの記録

要援護者訪問と芝居見物

地域支援ネットワークの要援護者を訪問して確認する仕事をする。
運営委員さんとともに共同確認者として、近所の92才のMさん宅を訪問。
耳が遠いがお元気だ。
脳梗塞をしたから右半身があきませんねん。とおっしゃるが右手もちゃんと動かしてはるから大丈夫。
大勢の家族がいらっしゃる様子で、昼間少しの間一人になったときに、支援が必要なようだった。
確認のお仕事終わり。
夕方ピロティホールへ「民芸の仲間の会」に行く。
デビッド・ベリー脚本「八月の鯨」。奈良岡朋子と日色ともえが実年齢に近い老女の役で出演。映画ではベティデイビスリリアンギッシュが演じた。
メイン州の海に近い家に夏の間避暑に来ている老姉妹の話。
姉妹は10才以上年が離れていて、姉は目が不自由で妹が世話を焼いている。
亡命したロシア貴族という怪しげな紳士に篠田三郎が客演。
芝居は勿論良かったが、年配の女優さんが演じている姿に感動する。私も元気を出さないと、といつも思うのだ。

お世話して下さっているHさんから友達の情報を聞いた。Mさんの認知症がかなり進んだというニュースにはショックをうけた。
Mさんは3才年上の古い友人だが最近電話もないし心配していたら予感が的中した。
ずーっと昔コーラスに誘ったのはわたしだが、民芸の芝居は彼女が連れて行ってくれたのだった。