夜、「第九」の練習に行く。
暗くなる前に駅まで歩いた。暗い道でこけてはならぬ。
今夜は本番で指揮をしてくださる外山雄三先生の初練習だった。
先生は86歳の今も全く変わらずお元気だ。
姿勢も良いしスリムだし、歩き方も歳とは関係なく若い。
懐かしく嬉しかった。
厳しい指導も独特の皮肉な話ぶりも以前と変わらない。
初めて経験する伴奏ピアニストや合唱団員はさぞ震え上がったことだろう。
多くの指揮者の「第九」の演奏会を経験したが、やはり40歳の時に初めて参加して徹底的に教え込まれた外山先生の「第九」が一番。
帰宅は10時だった。
いつもならベッドに入る時間だけど、12月27日のコンサートは夜の7時に始まるから、夜型に調整しておかないといけないな、と思っている。