アトリエの片付けを続行するためにコーラスはサボった。
アルトのメンバーの膨れている顔が見える。なにしろ5人しかいないのだからから。
電車も行楽の人出で混雑しているだろうし。
庭の掃除もしたいし・・・。
私は子年生まれで「お金が貯まる」とか「物を溜める」と言われてきたが、お金は貯まらなかったけど物は溜まった!!!
アトリエの棚の中からぞろぞろ色々な物が出てくる。
コレクションの万国博覧会なんだ。
古い縮緬は人形の着物を作る時に貴重で沢山集めていた。
10年ぐらい前には、10年ぐらい年上の友人が宅配で古い布地を届けてくれた。
今の私の心境なのだ。今になって良く理解できる。
もう人形に着物を縫わないと決めた時にこれらは「縮緬細工」をしている友達に貰っていただいて解決済み。
刺繍糸も同じく解決済み。
人形用キルンは陶芸をしている姪が唾をつけてくれた。
残りは私がさっさと捨てるだけ・・・なのだけれど、沢山のレースなどが出てくると未練タラタラ。
見ないで捨てることは断捨離の極意のようだけれど、私はやっぱり未練たっぷりに別れを惜しんで捨てたい。
長い年月私を楽しませてくれた物たちに別れを告げるのはちょっぴり悲しくて疲れる・・・(ー ー;)