2日間止む間なく雨の降りっぱなしが続いた。
大雨の中を教会へ車で行く。
今日は伝道集会(教会員では無い人が招かれる日)で、聖歌隊が賛美する日だった。
休憩時間にはクリスマスの歌の練習も始まった。
「ハレルヤコーラス」と「荒野の果てに」。
広い地球の大きな太平洋の片隅のイワシの干物のように小さい日本列島。
これが私の住む国である。
四季の美しい変化も有るけれど、何と次々災害が襲ってくる島なのだろう。
地震が揺れ、津波が押し寄せ、火山が噴火し、大雨が河を氾濫させ、大風が吹き荒れて・・・息継ぎする間も与え無い災害列島なのだ。
教会から帰宅して昼食を食べていると、次々に鳴るけたたましいアラーム。
「どきっ」とする。
私の住む市の周りは起伏に富んで豊かな自然が多いが、その分、土砂崩れが起こりやすい所もある。普段からハザードマップで危険と知らされている場所が避難勧告を受けている。
明るい間に中学校や公民館に誘導して安全を確保しておくのだろう。
どうぞ川が氾濫せずに上手く下流へ大水を運んでいきますように。
物干し竿をおろし、庭の椅子とテーブルを倒して風に備える。
娘は停電に備えてご飯を炊いた。
私は大きなお薬缶2個に水を張っておく。
冷蔵庫には氷もつくっておく。
後はろうそく立てを出して、懐中電灯も確認(これは先月の台風の時にもやった)。スマホのバッテリーを充電。
これでよし。
雨はまだ降り続くが今の所風は無い。
不安を消すために映画「リーリーのすべて」を観る。
英国映画だけど、舞台がデンマークとフランスパリだからうっとりする美しさ。エディ・レッドメインが見事。