天気が悪くなると調子が悪い。
今日はあかん日。
1年後輩のコーラスマネージャーのTさんが言った。
「年取ったら皆一緒ですよ。
だましだましその日の体の機嫌をとって行動をせんとあきませんよ」
彼女は責任感が強いから偉い。
少々の不調でも頑張ってコーラスに出てきて会場の準備をしてくれる。
体重が減って外へ出られなくなったKさんの、比較的近距離に住むHさんと電話でしゃべった。
Hさんはコーラス部ではないけれど同級生で仲良し。
一度食料を持って様子を見に行ってくるという。
何でもKさんは近所の友人を最近2人亡くして落ち込んでいるらしい。
老人性うつ病かも知れない。
コロナに拍車をかけて次々先立つ仲良し。
寂しさと悲しさがつのる。
一人で暮らしているから発散しようがない。
高齢になったら避けて通れない喪失感なのだ。
長生きすればするほど味わう回数が多くなる。
友人に先立たれるたびに落ち込んでいたら駄目だ。
折角の人生を無駄にしないで、何か楽しいことを見つけてくれたら良いのだけれど。
クルミの食後の楽しみは。
尻尾を振り回して遊んでもらうのが大好きなの。
家族団欒できるクルミも私たちも幸せ。