a-dollのブログ

忘れたくない日々のあれこれの記録

電車の中

雨が降り始めたけど、コーラスの稽古に行く。
難波まで23分掛かるが、これぐらいは立っていても平気だ。
最近は電車の中での読書をしない。
目の為だけで無く、荷物は出来るだけ軽くしたいから重い本は持てない。
だからいつも座って人間観察の時間にしている。
これが面白く退屈しない。
土曜日のお昼はそう混んでは居ない。
でも、席が沢山空いているという程でも無い。
詰めたら充分座れる程度の込みようなのだ。
私は乗るなり「ちょっと詰めてくれはる?」という。
これはちょっとした気合いだ。
若者は気がつかないだけで、いうとすぐ詰めてくれるのだ。
「ありがとう、狭い目さしてごめんね」といって座ることにしている。
荷物が占領している時も「ちょっと荷物どけて座らしてくれる?」という。
前に立って、気がついて座らせてくれるかなと期待をしていてはダメなのである。
まあこれは私が大阪のおばちゃんでしかも年配になったから出来るのかもしれないが。
それと、もし席を譲ってくれた時は喜んで座ろう。
中には譲られても断わる人がいる。
あれは良くない。
譲った者の立場が無いじゃ無いか。折角勇気を出して立ってくれているのに。
それにしても、電車の中で良くあんなに無防備に眠りこけられるなあと感動する。
電車が脱線したり、すりが仕事をするかも知れない等と想像もしないのだ。