a-dollのブログ

忘れたくない日々のあれこれの記録

朝の連続ドラマ

a-doll2006-04-24

NHKの朝の連続ドラマ『純情きらり』の話。
ヒロインのお姉さんの嫁ぎ先の設定はちょっとおかしい。名古屋人のケチというのは解るが、忘れてはならないのが、見栄っ張りと云う点である。ドラマではけちって女中を雇わずに、嫁をこき使っているが、来客が有ったりすると、家のうちに使用人を置かないなんて「貧乏くたくて」出来ない筈。
私の結婚した家では、私の実家に負けまいと急遽女中さんを雇った様子だった。
普段は始末でけちけち暮していても、他人の目に触れる時は見栄を張るのが常識なのだ。私はケチケチ暮すとはどう云う事か、良く勉強出来て今も実践していて役に立つ。
例えば、年末のおせち料理の買い出しでも、大晦日の夕方遅くに買い物に行かされた。見切って値を安くするからである。だからおせち料理は夜中に作った。
月賦で買い物するのは貧乏人のすること。現金で支払いその代わり値切る。
ローンで買い物なんてとんでもないことなのだ。お金は使う物では無く、溜める物なのである。

その他、ドラマの揚げ足とりをすれば、姑の部屋を立ち去る時、立ったままおじぎしているが、有り得ない。
洋間で無い限り、正座してきちんと挨拶しなければ、大目玉だ。
時代考証はきちんとしているだろうけど、もはや追い付かない程時が移ったのだ。
私もごちゃごちゃ文句を言える程、昔人間になったものだと、感慨深い。
今日の写真は鳴子ゆり。