a-dollのブログ

忘れたくない日々のあれこれの記録

自家製こんにゃく

午後映画を観る。
『愛と哀しみのボレロ』1981年の製作の大作だ。
ラベルのボレロを伴奏に可憐なバレリーナが踊る場面で始まる。
1936年から82年までの間にボリショイバレー団の名ダンサー、ニューヨークのジャズミュージシャン、ドイツの指揮者、パリのシャンソン歌手が織りなす人生模様が描かれている。
最終章で、再びボレロの踊りが出て来て終わる。ボレロの振り付けが、つい先日80才で亡くなったモーリス・ベジャールだ。
パリから収容所に送られる貨車に乗り込んだ若いユダヤ人の音楽家の夫婦、彼らには乳飲み子が居た。
お金と書き付けを添えて、フランスのデジョン駅でそっと子供を貨車から捨てた。
やがて戦いは終わり、夫は既に収容所で殺されていて妻は一人パリに戻り、必死で子供を探すがようとして見つからない。
音楽とバレーがふんだんに使われて、素晴らしい映画だった。
登場人物が多く、しかも同じ俳優が2役をこなしているので、しっかり見ていないと解らなくなるので、くたびれた。

小学校の友達O谷さんから、宅急便が届いた。
沢山の富有柿と自家製のこんにゃくと柚子、蜂蜜が入っていた。
お礼の電話をすると「こんにゃくは作りたてなので、刺身で食べたらええよ」と言ったので早速薄く切って食べた。
美味しい。感謝して頂く。
庭のもみじが金色に染まった。