a-dollのブログ

忘れたくない日々のあれこれの記録

朝寝坊

昨日レイフ・ファインズ監督の映画「ホワイト・クロウ 伝説のダンサー」を観た。

 

ホワイト・クロウ 伝説のダンサー [DVD]

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  • 発売日: 2019/11/02
  • メディア: DVD
 

 

ルドルフ・ヌレエフの物語で、1961年に初めて海外公演でパリに来た時に亡命するまでを描いている。

俳優はヌレエフに似たオレグ・イヴェンコ。

脇役にかのセルゲイ・ポリーニンも出ている。

ヌレエフが幼い時はモノクロの画像で、バレーのシーンが多く堪能した。

素晴らしい映画だった。

 

私はバレーを観るのも好きなのである。

ヌレエフは早くに亡くなってしまったが、年齢は私と同じぐらい。

この時のニュースは記憶に十分染み込んでいる。

 

興奮して「ヌレエフの動画ボレロ」を観たりしたものだから、寝るタイミングを失った。

激しい雨の音のせいもある。

2時半まで起きていたから・・・。

今朝、目が覚めたら9時をはるかに過ぎていた。

ゆっくり食事して新聞を読んでいたらすぐ昼になってしまった。

 

娘が9時過ぎても起きてこないので心配したらしい。姪からかかってきた電話で「お母さんまだ起きてこないよ」と不安を分かち合ったとか。

 

今朝は何の予定もない。

寝坊したからといって支障を来すものはない。

それでも何時もと違う行動をすれば若い者に心配させるのだ。

 

40年以上前、夫の叔母が一人暮らしで、私は毎朝8時半にモーニングコールをして安否を確かめた。

なぜ8時半かというと、電話が済んだら自分の予定、例えば友達と映画を観に行くとか、姉のショッピングに付き合う約束をしているとか、いろいろ予定を実行することができたから。

朝の電話で、

「**だから来てくれる?」

と言われたら、友達なんかに連絡してドタキャンをする必要が有ったから。

 

その頃の義叔母は70代。

大抵は電話にすぐ出てきて「お早うさん」と返事があったが、偶に何度鳴らしても起きて来ない時が有って、心配していると眠そうな声で起きてきた。

熟睡していたのであった。

義叔母は夜更かしタイプだったから朝寝坊だった筈。

 

私は自分の都合で朝早く電話をして悪かったな。と今反省しきり。

その年齢にならないと分からないことも有るのである。