病院の予約を2週間先にのばしてもらう。
ということは、骨折は2週間先までまだ治療中ということで、コルセットも付けなくちゃならんと言うことなのだ〜
気を取り直して今日は映画。
BSで「ホワイトナイツ/白夜」を観た。
1985年の映画で、主演はソヴィエトからアメリカへ亡命して活躍したバレーダンサーダンサーのミハイル・バリシコフ。
演じる役柄も本人も亡命という運命がダブる。
映画の冒頭のダンスシーンは素晴らしい。
もう一人はタップダンサーのグレゴリー・ハインズ。
ダンサーが主役の映画は大好き。
この映画ではモダンダンスとタップダンスの二人が一緒に踊る場面が圧巻だ。
バレーダンサーのニコライが日本へ公演旅行に行く途中の飛行機が事故を起こし、緊急着陸したのがシベリヤだった。
彼はパスポートを破ってトイレに捨てるがばれてしまう。
レニングラードへ連れて行かれる。
片やレイモンドは黒人のタップダンサー。
彼は貧困と差別から救いを求めて兵士になるが、虚しくなってソヴィエトに亡命したベトナム戦争脱走兵。
ソビエトのお偉いさんチャイコは二人から監視の目を緩めない。
レイモンドをニコライの見張り役にする。
最後はハーピーエンドなんだけど、ハラハラさせる脱走劇。
良い人と悪い人がはっきりしてわかりやすい。
ニコライの元の恋人にヘレン・ミレン(若くて美しいく気品がある)。
レイモンドの妻はイザベラ・ロッセリーニ(イングリッド・バークマンの娘、顔立ちが似ている)。
一日中太陽が沈まない白夜。
夜は長くても短くても必ず暗くなる日本と引き換え、夜なのに明るいというのも困ったものみたい。
白夜をロマンチックに思っていたけれど、暗闇にそーっと逃げるという様なことは難しい。