a-dollのブログ

忘れたくない日々のあれこれの記録

外科手術を受ける

若い頃に胆石の手術をしたせいで、腸が胃壁とお腹の皮の間にせり上がっていて、胃カメラに寄る内科的な胃瘻が出来なかったので、今日は外科の手術を行った。
主治医の先生は「簡単な手術だから心配ないよ」とおっしゃったが、外科の主治医の先生は慎重で、リスクを沢山並べて説明をされたので、少しナーバスになる。午後4時から1時間、局部麻酔と眠り薬に寄る手術だった。
お陰で出血も大して無く無事に胃瘻が出来た。
この病院は新しい設計になっていて、壁に絵が掛かったソファーの有る美しい待合室が有って、家族はそこで待っていても良いのだ。終わると持たされている機械がピーッとなって、電話をする仕組みになっている。すると手術が終わった事を告げてくれ説明室に入って主治医の説明を受ける。
待っている全ての人が不安を抱えている座っている部屋なのだ。
一人の女性がしゃべりかけて来た。お嫁さんがリウマチのための手の肘と手首の関節の手術を受けているので待機している。看護の為に山口県から出て来たのだ。昼前から始まって、まだ終わらないようだった。「嫁も心配だけど執刀している先生も大変ですよ」と気を揉んでいた。
病人が出ると家族は大変だ。
夫の同室の男性は昼間は頭が痛いとかごじゃごじゃ言って不機嫌だ。夕方勤め帰りの娘さんが来たら、急ににこにこして別人の様になった。娘さんはご飯をちゃんと食べるのを見届けてから「帰りに**産科病院へ**ちゃんの着替えを届けに行く」と言って帰って行ったから、まだ、他にも入院をしている人が居るみたいだ。彼女が帰宅出来るのはかなり遅くなるだろう。

私は遅くなったのでタクシーで帰ったが、帰っても自分の食べる物を作るだけなので気楽なものだ。後は寝るだけ。無事に手術が終わってほっとして良く眠れると思う。