a-dollのブログ

忘れたくない日々のあれこれの記録

作品展終わる

病院の中は暖房が効いているので私は暑がりだから、汗をかく位だけれど、夫は寒がり。散歩の時に羽織るカーディガンを新しく買って今日持って行った。「着る?」と聞くと「うん」で袖に手を通してくれる。気に入ったみたいだ。自由の利く左手で釦をはめようとしている。
ゼリーの食事もきちんと食べた様で、今日は元気だった。
ぎりぎりの時間まで夫の車椅子の散歩に付き合い、急いでタクシーで集会所に駆けつける。
作品展の搬出は殆ど終わっていて、私のドールハウスだけがぽつんと隅に残っていた。
急いで手伝ってもらって梱包をして、家に台車を取りに帰りガラガラと派手な音を立てて集会所にたどり着いたら、丁度打ち上げ用のビールを運んで来た酒屋さんに出会った。「運びますがな」と台車もドールハウスもついでに私も家まで運んでくれた。
夫が病気なのを皆が知っていて、誰もが優しくてジンと胸に響く。
忘年会に参加する約束をしてしまった。