主治医のO先生と、面談した次の日(昨日)から看護師の対応が良くなった。痰の吸引も、口の中の手入れも理学療法師によって午前中にして貰っていて、午後も看護師が再びやってくれた。ここに来て、いたれりつくせりになった。
先生が指示なさった様だ。こちらの言い分をしっかりしつこく言う必要があることが良く解った。
今日は夫の俳句の友達Tさんが見舞って下さった。
お見舞いに『阪神タイガースのカレンダー』を頂いた。
夫に一枚一枚捲ってみせる。
赤星選手が、正に今盗塁をしようとする瞬間の写真を見せた時に、何やらしゃべった。久しぶりのおしゃべりだ。Tさんも娘も固唾を飲んで見つめた。根気よく話しかけ脳を刺激する必要が有ることが解った。肺炎が治った様で熱も下がり元気を取り戻して嬉しい日だった。
Tさんは本当に優しくて、夫のことを心から案じて下さっている。今日は短冊に書いた俳句を頂いた。
読ませて頂いて娘も私も泣いてしまった。書かれたTさん本人も泣いておられた。俳句は次の様なのである。
<友よ覚めよ立てよ謡えよ春が来る>
ブログを書きつつまた泣いてしまった。