a-dollのブログ

忘れたくない日々のあれこれの記録

露の五郎さんのこと

a-doll2009-07-26

日曜礼拝に出席する。
今週の御言葉:イエスは言われた。「わたしはよみがえりです。いのちです。わたしを信じる者は死んでも生きるのです」(ヨハネ11章25節)
今日のメッセージは「わたしがあなたを選んだ」と題して、今年3月30日に77才で亡くなられた、落語家の露の五郎さんのお話だった。
露の五郎(正しくは二代目露の五郎兵衛)さんは上方落語協会の重鎮。上方落語が漫才に押されて低迷している頃には、復活に力を注がれた。
生涯のうち3度も大きな命拾いの経験をし、クリスチャンであるお嬢さんの勧めで渋々教会に通ううち、聖書の中にこの箇所「あなたがたがわたしを選んだのではありません。わたしがあなたがたを選び、あなたがたを任命したのです。」(ヨハネ15章16節)を読み、自分が奇跡的に3度も命拾いをした理由がここにあると解り、洗礼を受けたられた。
古い伝統の有る落語社会では始めての教会でのお別れ会で、沢山の落語家達も賛美歌を歌ってお別れをしたと言うから、少し微笑ましく、又素晴らしい事だったと思う。
亡き夫は上方落語が好きだった。病気も露の五郎さんと同じ脳梗塞で、年齢も一つ違いだし、亡くなった日もたった9日違うだけ。
露の五郎は真面目すぎておもろない」と余り好きでは無かったようだったが、もし天国でお会いしていたら、楽しく会話が弾んでいる事だろう。
「おたくの落語、なかなか面白おましたで・・よう聴かせてもらいましたがな」とか何とか、おべんちゃらも交えてしゃべっている姿が、目に浮かぶ様だ。