今日は面白い経験をした。買物に行こうと歩いていたら、写真屋さんの前で千円札が落ちていたので拾った。
割に新しい札で四つ折りにしてある。
誰が落としたのか、男性のズボンのポケットからこぼれ落ちたのならまあ良い。
でも子供のお年玉の残りなら可哀想だ。
たかが千円だけど、人に寄っては馬鹿にならない金額でもある。
スーパーの隣に交番が有るので気軽く「落ちてました」と渡すと「ちょっと待って下さい」と椅子を勧められ、係長なるおまわりさんに調書をとられた。
拾った場所、時間、私の住所名前電話番号年齢（！）
４月の１３日まで落とし主が現れなかったら、６月１３日までに判子と書類を持って貰い受ける。面倒や、と取りに行かなかったらこの千円は国庫に行くのだ。
先ず「落としました」と届けずに（中には落としたことに気付かないご仁も居るだろうから）あきらめるのが殆どだろうし、私の元に舞い戻るだろうけれど。
少しはどんな風に扱いはるのか、興味が有ったから・・・。「僅かなことでお手を取らしました」と挨拶して出て来た。
今、拾得物が多いのだそうだ。
現に私の後に交番に入って来た男性は、財布を届けた。お札は入っていなかったらしい。
