a-dollのブログ

忘れたくない日々のあれこれの記録

我慢していたクルミ

昨日の夕刊に三谷幸喜氏のエッセイで、最近仔猫ペーが来て以前から居た猫ホイが我慢している様子が愛情深く書かれていた。
我が家のクルミも、きくのすけちゃん(幼名マック)とくらりちゃん(幼名ミック)が来てから、突然仔猫を卒業して、丸い顔でじっと座ってばかりの猫に変身した。
天真爛漫の仔猫たちが乗っ掛かって、舐めたり齧ったりするのを、猫パンチで遮りながらも耐えていたのだった。
ある日は突然声が出なくなって餌を2度も戻した。心配になって獣医に見せたら、点滴をされ嫌な薬を飲まされて、猛烈に怒って医者に噛み付いたのだった。
仔猫たちを玩具で遊ばせていても、彼女はじっと眺めるだけで参加はしなかった。
2週間前、仔猫たちはM家に迎え入れられ、クルミはまた一人っ子に戻った。
淋しがるかと心配したが、何と基の仔ネコに逆戻りして、甘ったれて遊べ遊べとうるさく付きまとい、玩具をくわえて来る。
今も、何を喜んでいるのがドタバタと一匹で走り回っている。
猫は中々デリケートな動物で、この小さな頭の中で色々と悩んだり考えたりしているのである。
今はママを独占出来てハッピーなのである。