a-dollのブログ

忘れたくない日々のあれこれの記録

「人生の質的転換」

日曜礼拝メッセージより
ヨハネ2:1〜11
カナの婚礼の場面であるが、ここには2つの質的転換が述べられている。
1、ユダヤ教からキリスト教への質的転換。大きな水瓶が6個置いてあった。6節
これはユダヤ人が清めのしきたりに使うための物で、清いということをユダヤ人は第1の願いとして居た。
7回も水をかけて手を洗う。
でも心の汚れは流せない。
 イエスはこのことを最初のしるしとしてガリラヤのカナで行い、ご自分の栄光を現された。11節
水瓶にふちまで一杯に満たした水をぶどう酒に変える奇蹟である。奇蹟とはある種のメッセージのしるしである。
ぶどう酒とは、イエスが十字架の上で、人類の罪の赦しのために流された血潮である。
これこそ完全の清めであり、ユダヤの不完全な清めは終ったのである。
すべてのものは血によって清められる。ヘブル9:22
イエスキリストの体が捧げられた全人類の罪の赦しのための血潮が、清めとなった。ヘブル10:10
2、親子関係の質的転換。
 イエスは母に言われた。
 「あなたはわたしと何の関係があるのでしょう。女の方・・・」4節
イエスは決して冷たい人ではない。実際十字架の上で、母の先行きを案じヨハネを息子とされた。
地上での親子関係ではなく、縦の関係と考える。依存関係ではいけない。
重い障害児を持つ母は辛い日々の中に居るだろう。
子供と母の間にはキリストが居られる。子供の世話は神への奉仕と考えること。
わが子は我がものでは無いのである。5節