友達の訃報

寒くなった。教会から帰って玄関のドアを開けたら電話の呼び出し音が響いていた。
電話は切れてしまったが、履歴を調べたらYさんだったので、掛け直すと、「今朝、Sさん死にやった・・」と涙声だった。
末期ガンが発見されて３か月と言われて、やっぱりその通りだった。
こうして一人づつ別れて逝ってしまう。
１０月末に、み言葉入りのお花のカレンダーをあげたらベッドに座って１枚１枚見ていた姿を思い出す。新しい年もカレンダーをめくってもらえるようにプレゼントしたのに。