暑い午後は映画を1本観てあとは読書をする。
夕食後は英国ミステリーを観るのが私の暑い夏の過ごし方である。
朝一番に入浴。
そのあとゆっくり朝刊を読みながら朝食をとる。
午前中はテレビをみない。
静かに過ごすのが好きなのだ。
たまに失敗もある。
新しい大きなニュースを昼まで全く知らない事もあるから。
運動のため朝一番に買い物に行く。
冷蔵庫には食料が一杯入っているから、行かなくても飢え死にはしない。
新聞を読み終わってしばらくすると急にしんどくなって「買い物はやーめた」となってベッドで2度寝ということもしばしばある。
今朝はしんどくなる前に買い物に行ってきた。
汗をかいて元気になる。
今日観た映画は「ギャングオブニューヨーク」。
マーティン・スコセッシ監督。
アムステルダム(レオナルド・ディカプリオ)は子供の頃神父であった父を、「ネイティブアメリカン」と称するニューヨークマンハッタンの一角に住むアメリカ生まれの住民のグループのリーダー、ブッチャー(ダニエル・ディ=ルイス)に目の前で殺された。
当時、アイルランドから大勢の移民がマンハッタンに到着して居たが、大抵は仕事もなく南北戦争に駆り出されて無残に死んでいった。
人間が虫けらのように殺され、子供は親を無くし、哀れな究極の貧しい生活を余儀なくされる。
他からの入国者を拒否し差別する図は現代と同じだ。
ブッチャーを演じているダニエル・ディ=ルイス(この映画でアカデミー主演男優賞にノミネートされた)は「リンカーン」を演じた俳優だが、
今日の映画では大きなリンカーンのポスターに物を投げつけていたので面白かった。
映画を観ている間は暑さを忘れる。