a-dollのブログ

忘れたくない日々のあれこれの記録

日帰り旅行つづき

Fさんは長年医者として病院勤務をなさって来た。

ご主人も同業者で、退職後に住む家としてこの場所を気に入って建てたが、たった4年で先に逝ってしまわれた。

彼女はそのあとずっと一人で住んでいる。

AちゃんもA子ちゃんも何度か訪問したけれど、私に是非見せたいと言って今回の訪問の運びになった。

近鉄電車の特急で2時間15分掛かって最寄りの駅に到着。

Fさんが頼んでくれたタクシーが待ってくれていた。普通のタクシーは嫌がって行ってくれない険しい坂道なのだ。

タクシーで20分ほどで到着。

崖を利用しているから玄関から階段を降りてリビングルームに行く。

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目の前は写真の様な青い海と空が広がっていた。

真珠の養殖筏も見える。

真ん中に写っている家がお隣さん。遥か彼方だ。

静かで鶯が時々囀るだけ。

 

周りの庭はいろいろな花が植えてある。

お手洗いには紫露草を一輪ざしに活けてあった。

 

Fさんは理系なのに、お料理も得意。日本画も描いて木彫りが目下の趣味。

新鮮なお魚の料理と冷えた白ワインでもてなしてくれた。

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先に誰かが取ったのでサラダは乱れてしまったけれど、紫玉ねぎ、ピーマン3色、レタス、チーズ、プチトマト、オリーブ、蛸など。

ドレッシングにアンチョビが使われていた。

彩りが綺麗。

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喋りながら長いことかけて全部平らげてしまった。

写真を撮り損ねたけれど、もずくの酢の物、チーズのいろいろ。ワインに合う。

デザートは、

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私たちが持参した苺と枇杷とお菓子いろいろ。

 

5時半にタクシーの運転手さんが迎えに来てくれたのでお暇する。

予定していた特急に乗って帰阪。

今回は失敗なく日帰りの旅を終えることができたが、昨日のお昼に電車を降りる時「忘れ物は無いわね」と言ってから網棚に乗せた手土産の果物と菓子の袋を思い出した。

もうちょっとで網棚に置いたまま下車するところだったのである。

危ない、危ない。

全て割り勘で、計算は私の役目。支払ったり指示するのはいつもAさん。長年母校の先生をしていたのである。

そんなわけでお天気が爽やかな5月の日帰り旅行は楽しく無事に終わった。

 

今日は疲れもなかったので、同窓会のコーラスの練習に行く。

娘に「ええ〜今日も出かけるの?元気やな〜」と呆れられた。