イタリア映画「これからの人生」
2020年Netflixの映画。
主演はソフィア・ローレン。
年齢は86才になったけれど、今も健在!と存在感のあるマダム・ローザを演じている。
監督は彼女の次男エドワルド・ポンティ。
マダム・ローザは売春婦が産んだ孤児を預かって収入を得て暮らしているが、孤児達には愛情たっぷり注いでしつけも厳しい。
高齢だといっても立って要るだけで堂々とした貫禄、威圧感が溢れて出る。
そんな中でモモはマダム・ローザから大きな燭台をひったくって逃げた事がきっかけでマダム・ローザの家に住む事になった。
モモ(イブラヒア・ドイエ)は母とセネガルから来たが、母に死なれてしまった。
ひったくりをしたり、薬の売人をして生きていた。
夢の中ではライオンと寝て、ライオンが優しく舐めてくれている。
モモはマダムの腕に微かに残る数字の刺青を見たのだった。
ソフィア・ローレンは自然体で演じている。
皺はそのまま皺で美しい。
年老いても女優として辛い経験をした老女の役を演じ観る者を感動させるって素晴らしい。