今日は予定のない休養日。
2、3年前だったら、庭に出て草むしりでもしただろう。
今日も庭の草をむしったらどんなに気分が晴れるだろう、と思いつつ眺めるだけ。
私が枯れてしまうか、どちらかを選ぶ必要がある。
昨日、コーラスフェスティバルの反省会をした、と書いたが、
誰にも言わなかったが、私自身は感慨深いものが有った。
小学校5年生の時に、初めてコーラスというものに出会って、友達とステージに立って(何を歌ったか忘れたけれど)音楽の先生の指揮で初めて歌った。
あれから凡そ80年。
今年もかろうじて真っ直ぐ立って、ステージで歌えた。
ステージに立つにはそれなりの練習の時間を必要とする。
一人で歌うのではなくてアンサンブルが大事だから、練習をコツコツ重ねて成り立つ。
今年も健康でステージに立って歌えたな〜という感謝の気持ちが大きかった。
今までステージで歌った写真はたくさん残っているが、すぐ出て来たのがこの写真。
もう随分前で、シンフォニーホールで歌った時のだと思う。
演奏したのは「ヴェルディのレクイエム」。
私は50代後半だった。
理由があって、あんなに好きだったのに、中学校に入って合唱部には入らなかった。
以来数年の空白があったが、娘が小学校に入った時、PTAコーラスに参加したのがきっかけで再びコーラスの魅力に目覚め、いくつかの女声合唱団、混声合唱団に入って今まで趣味として歌って来た。
余りお金を使わなくて良い趣味だから続けられたのかも知れない。
さて、来年も歌えるだろうか?