葬儀は悲しい儀式だが楽しいこともある。久しぶりに沢山の親族が出会って昔話に花が咲く。
兄夫婦には子供が４人、孫が６人居る。それぞれ幼い時からよく知っているが、ここ数年逢わなかったら、誰がだれか解らなくなった。向こうは大体覚えていてくれていて、「Aです」「Kです」と名乗ってくれて挨拶してくれる。
どの子も皆愛らしくて、男の子はハンサム揃い。背も高くなってびっくりする。
９時半から４時まで長丁場でくたびれたが、肉親と一緒に居る暖かさを味わえた。
兄は駄目だ。泣きべそをかいている。８２歳にもなって情けない。
孫達娘達が泣くのは良いけれど。
でも永年連れ添った伴侶を、突然もぎ取られるように亡くした悲しみは理解出来る。まだ夫との別れから立ち直れないH子姉と一緒に泣いてしまった。
兄は昔からワンマンで自己中心の性格で通して来たから、きめ細かく面倒を見て来た妻が急に亡くなったらこれから本当に困るだろう。
４人子供が居るがどうゆう風に世話をするのか，兄弟姉妹が力を合わせて良い方法を選んで欲しい。
今日は盛大なお葬式だったので大勢の列席者が居て、お焼香の煙を一杯吸ってしまった。
くしゃみと鼻づまりが始まって苦しい。
