a-dollのブログ

忘れたくない日々のあれこれの記録

良き伴侶

連日のスケジュールをこなし終えて昨夜はくたくたで寝た。
両親のことを思ったり、妹とグーグルアースで今はもう存在しない実家の付近を見たりしたせいで、夢に古い実家が出て来た。
いとうさんの角を曲がると門が見えて、洋館の赤い屋根が少し見えている。
左手には大きな榎が枝を伸ばしていた。
何故か私はそこで1人住まいの未亡人をしている。
もう薄暗くなり始めた時間に、どこかから帰って来たところだ。
家の前は手入れがしてなくて背の高い草が一面に生えている。
私が門の前にたどり着こうとしたら、後ろから見知らぬ男の声が聴こえた。
振り向いて「どなたですか?」と声をかけようとしたが声が出ない。
いつものパターンだ。うなされている。久しぶりにうなされる夢だった。
夫が居る頃、私がうなされると夫が肩をゆすって「どないしてん?」と起こしてくれて悪夢から目覚めたものだった。
昨夜は、枕元のクッションで寝ているクルミが、私のほっぺたの当たりを優しくぺんぺんと叩いて起こしてくれた。私が変な声を発したので驚いたようだった。
起こしてくれなかったら恐ろしい夢の続きを見なくてはならないところで、クルミのお陰で助かった。
そのあとは、夢も見ないでぐっすり熟睡したのだった。

今日は一日中溜まっていた家事をこなす。
ベッドルームでは、ルンバに掃除を任せているが、クルミはわざと自分の玩具の紐に付いた鼠をルンバのところへ持って行く様で、ルンバが止まって「エラー2、ブラシを掃除して下さい」といっている。
他の部屋で掃除機をかけて居る手を止めて駆けつけると、鼠の紐が絡まっている。
今日はエラーで2度止まったが、2度とも同じエラーだった。
最初の頃はルンバが怖くて逃げていたのが、最近はライバルと思い始めてやっつける方法を考えた様だ。
クルミも学習する猫だった。