寒い朝。
お天気はとても良いのだけれど、この寒さは何?
ストーブを片付けないで良かった。
午後公民館へ何を着ていけば良いのか迷う。
セーターはもうとっくに片付けてしまったし。
今日から9月の合唱祭出演の練習が始まる。
皆が選んだ曲だから文句は言えないが、先生がドイツやウイーンの曲を演奏するのに、ものすごい拘りが有るのを皆忘れている。
「ローレライ」は美しい長閑なラインの風景を歌ってはいない。
おどろおどろした魔物が岩の上にいて、美しい歌声で舟に乗っている人を惑わせて、
破滅させる歌なのだ。
今日はこの歌の稽古をした。
🎵さびしく暮れゆくラインの流れ〜
この1節だけで何度やり直しをさされたか。
魔物がもうすぐ声を震わせて旅人の心を惑わそうとしている。
あな恐ろしや〜
9月まで、しつこく先生のドイツ、オーストリアの思い入れの強いレッスンを覚悟しないといけない。
単なるローレライ、野薔薇、ウイーン我が街の「ホームソングメドレー」で終わらないということを。