a-dollのブログ

忘れたくない日々のあれこれの記録

映画「ビリーブ 未来への大逆転」

13年前に乳がんを患って、手術で完治した。

その頃、石垣島で焼肉レストランの女社長をしていた中学校の同級生Aさんが、マンゴーをお見舞いに送ってくれた。

6個も入っていて、毎日1個を半分に切って夫と食べていたが、最後の1個を食べてしばらくしたら、頬にブツブツができて、皮膚科でマンゴーアレルギーと診断された。

「マンゴーや銀杏は食べたらあきませんよ」と言われ、以来マンゴーは食べなかったのだった。

レストランで時々「アレルギーの食物はございませんか?」と聞かれて、いつも「マンゴーがダメなので」とメニューから取り除いてもらっていた。

 

昨日、冷蔵庫のマンゴーが熟れ過ぎそうで「早よ食べなさい」と娘に言ったが、食べそうにない。

そこで「ちょっとだけ食べてみよかな?」口卑しい私。

と恐る恐る食べて、後に口をゆすぎ、口の周りを丁寧に洗って様子を見た。

もう食べてしまって様子見、も無いと思うが・・・。

 

娘は2階に上がってしまったし、もしアナフラキシーになって声も挙げられへんかったらあかんわ。とスマホを手に持って映画を観た。

いざという時は2階にラインするのである。

 

結果はブツブツも出来ず、無事にお腹で消化したようだった。

13年間でアレルギーは無くなるのだろうか。

それだとしたら我慢しないで食べたらよかった。

 

毎日毎日食べたから なったのであって、今回は1個を半分食べただけ。

 

今日の映画

2018年アメリカ映画「ビリーブ 未来への大逆転」

今も87才で活躍されている、合衆国最高裁判所判事ルース・ベイダー・ギンズバーグさんの実話の映画。

ルース(フェリシティ・ジョーンズ)は貧しいユダヤ人の家庭に育ちながら、とびきり頭脳明晰で、ハーバード大学の同窓生のマーティンと家庭を持つ。

この夫が彼女を支えてアメリカ初の男女平等裁判に挑んだ。

1960年代のアメリカで、こんなにも女性を差別していたとは知らなかった。

 

映画は多くのことを教えてくれる。

息を詰めて真剣に観た映画。

映画は暑さを忘れる。

 

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暑い日の午後は映画

人ごみには行くな、と家族に止められているが、今日はどうしても買いたいものが有ったので、朝一番にスーパーに出かけた。

今日は猛暑の予報が出ていたから、朝一番は年寄りが多かった。

やっぱり同じ考えなのだ。

暑くて汗でびちゃびちゃ。

帰宅後シャワーを浴びる。

 

午後netflixで見た映画。

2017年のスペイン映画「HANDIAアルツオの巨人」

ゴヤ賞を取ったいうだけに静かで暗い画面が続くが退屈しなかった。

時代は18世紀前半から19世紀。

スペイン、バスク地方の片田舎、貧しい農民のコミュニティーがある。

 

マルチンとホワキンは仲の良い兄弟である。

この頃は戦争が絶えなかった。

ある夜、兵隊がやって来て兄弟のうちどちらかを兵隊に出せ、と迫り父は兄マルチンを選んで戦争に行かせた。

戦争が終わって、マルチンは右手を失って帰郷。

待っていた弟のホワキンは、なぜか異様に背が高くなっていた。

 

実話をもとに作られた映画で「アルツオの巨人」は有名らしい。

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ホワキンの身長は242cm。

映像は背の高さを強調する工夫がされ凄い感がよく出ている。

HANDIA=すごい

南国の味

昨日、鹿児島から宅配便が届いた。

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中にはドラゴンフルーツ、パッションフルーツ、マンゴ、みかん、薩摩焼、ピーナッツの納豆、蜂蜜などが詰められていた。

コロナで食欲も今ひとつ、という時に珍しい食べ物は嬉しい。

箱を開けて取り出す時の楽しさはどう表現すれば良いだろう。

「わくわく、ひや〜ひや〜」

家に閉じ込められている親娘にとっては楽しい瞬間である。

 

早速パッションフルーツを食べて見た。

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小さな種が舌に触る。食べても良いの?

 

マンゴーはアレルギーが有るのでパス。

娘に「一人で食べて」。

 

恐ろしげなドラゴンフルーツは初めて出会う。

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どんな味がするのだろう?

 

さつま芋入りの薩摩揚げはとびきり美味しい。

ピーナッの納豆はいける。

癖になりそう。

 

カトリーナさんありがとう。

元気に家事に勤しむ

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月曜日、晴れ、暑い。

いつもの様に掃除をして汗をかく。

それから、シーツやパジャマやTシャツの大洗濯。

晴れた8月ならではの家事である。

 

ついでに寝室のレースのカーテンも洗濯。

これは脚立が要るから「落ちませんように」と祈ってから作業。

我が家のカーテンは何故か天井からぶら下がっているのだ。

 

無事に吊り終えてやれやれ。

猫の毛はふわふわで、部屋の上まで舞い上がるから時々洗濯が必要である。

 

よく働いて元気になった。

暑いけれど良い天気だから。

 

夕方、庭に出たら金柑の花が咲いているのを発見した。

来年春にまん丸のい実がなるのが楽しみ。

家で自粛

教会へ行かず、家でパソコンでメッセージを聞いた。

https://www.youtube.com/watch?v=h2CS6FfYfFw

賛美歌を歌いたいし、友人達とも会いたいけれどしばらく我慢する。

 

暑いから熱中症の心配もあるし、庭に出るのもちょっと・・・。

全く気分が上がらん日。

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相変わらず新聞の上に乗って邪魔をするクルミ

「今日から新しい連載小説始まったから読まして〜な」と私。

 

 

 

 

 

手作りバッグ

いつの間にか8月になった。

毎年なら派手に花火が上がって「あゝやっと8月」と、まだしばらく続くであろう猛暑の日々をため息をついて思ったものだけど。

今年は長い梅雨が続いて好い加減うんざりしていたから、ほっとした。

 

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高校の同級生のI橋さんから郵便が届いた。

手提げバッグが入っていた。

篭っている間にマスク作りにも飽いたし、バッグ作ったから使って・・・ということで、私のイニシャルが刺繍してある。

心が籠っている。

涙がじわーと湧いてきた。

最近少し涙もろいのである。

 

最後に友達と食事をしてから半年以上経つ。

もうそろそろ集まって食事会が持てるかな、と期待を抱いていた矢先、また感染者が増えて希望は先に遠のいた。

 

此の所、友達から電話がぽつぽつ掛かるようになって、お互いの近況報告と誰彼の安否を報告しあう様になった。

辛抱の限界が来ている。

「次に会えるのはいつか解れへんけど、それまで呆けんように頑張ろう」と励まし合う。

「幸福なラザロ」

2018年・イタリア映画「幸福なラザロ」

 

女性監督アリーチェ・ロルバケルの作品。

イタリアの山地(どこかわからない)に貧しい村があった。

人々は狭い家にひしめき合って暮らしている。

汚い子供もたくさん走り回っている。

家鴨や山羊たちも一緒に。

家族はタバコの栽培やひよこ豆の収穫などの厳しい労働をしている。

 

いったい時代は何時なのかと思ったら20世紀の後半。

この村人達は公爵夫人の小作人たちということになっていた。

既に小作人法が廃止されたにも関わらず。

公爵夫人は村人を騙して、賃金を払わず借金で縛っている。

 

その中で、どんな過酷な労働でも嫌な顔をせず、黙々と働いているのがラザロ。

澄んだ瞳が美しい青年。

皆が「ラザロ、ラザロ~」と呼びつけて用事を言いつけるが黙って受け入れる。

 

ある日、ラザロは公爵夫人の息子タンクレディと出会い仲良くなる。

 

この映画は前半と後半で10数年の時の差がある。

ラザロが崖から転げ落ちる姿が有って映画は後半に入る。

聖書のヨハネ福音書に書かれている死から生き返るのが「ラザロ」。

 

後半の別の意味で過酷な村人の生活にも驚く。

自然溢れる農村から、ごちゃごちゃ物や人が溢れ蠢く都市へと生活の場が移動した。

 

不思議な美しい映画だった。

 

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