第２、４月曜日はデザイナーから花屋になった友達Aさんがお花を届けてくれる日である。
センスの良い彼女は私の好みを良く知ってくれている。
贅沢かなとも思うけれど、生のお花を飾るというのは心が満たされる感じがして変にサプリメントを服用するより身体に良いように思えるのだ。
それとお花を活けている時間が大好きなのだ。
今日は黄色の薔薇と小さなマーガレット。
夕方、友達Nさんのお通夜に行く。
彼女は高校の時からの友達だが、銀行に勤めた後結婚したけれど一人娘を残して婚家を出た。その後不運が続いて水商売に身を置いた人だ。
彼女の店「N」はみなみと云う盛り場で唯一わたしが心を許してお酒を楽しめるお店だった。
それと同窓生のたまり場でも有ったから、いつ行っても誰かが居ておしゃべりしたり、からおけで歌ったりできる便利な店だったのだ。
４月に胃ガンが見つかりすぐ入院したけれど、すでに身体のあちこちに転移していたのだった。
とても優しい人だったのに残念である。
