2017-03-03 母の香り 沈丁花が花びらを解いた。 この香り・・・もうとっくに無くなってしまった実家の玄関先の香り。 この年齢になっても、母に迎えられ暖かく包まれてほっと安堵した若い頃を思い出す。 婚家先から持って帰った緊張の糸が、はらりと解ける気がしたものだった。 家を建てたとき、玄関にこの花を植えた。 30年も昔に亡くなった母。 母のことを思い出せる花だから。 運動のために買い物に行く。 今日はお雛まつりのお菓子がたくさん売っていた。 桜餅が今日のおやつ。