a-dollのブログ

忘れたくない日々のあれこれの記録

かそけき香り

昨夜は熟睡したので元気に目覚める。

久しぶりの庭掃除をした。

猛暑の日と雨の日が交互に有ったので芝生が枯れないでしっかり伸びている。

芝生用のバリカンで刈ったが、2年ぶりに使うバリカンは動きが悪い。

出来上がった庭は「とらがり」になった。

バリカンの手入れもしないといけない。

 

でも美しくなったな・・・と眺めているとどこかから良い香り・・・これは?

 

銀木犀が咲いていた。

金木犀と違って白い花。

恥ずかしがりの地味な花なので気がつかないが、香りで花開いたことを知る。

抜群の品のある香り。

3日ほどで終わる。儚い花。

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コーラスつづき。

 

さて、中学校ではコーラス部のメンバーに入れなかった。

美しい新任の音楽のY先生は、目立つ大きな早熟な子ばかりを選ばれた。

当然、ちりめんじゃこのような存在感のない私は選にもれた。

深く傷ついた屈辱の中学校時代の音楽の時間。

中学校でどんな曲を教わったか全く記憶にない。

 

高校に入学したら、音楽は選択科目だった。

美術も中学校で先生(担任だった)の一言で深く傷を付いていたからやる気なし。

書道は中学校では唯一先生(しかも校長先生)に草書を褒められたので、好きになっていたので書道にした。

 

思春期の子供は傷つきやすい。

先生は何ともなくされる行動が生涯も左右するほどの深い傷を負わせる。

特に私は自尊心の強い変な子供だった。

 

母が「女の子は字が上手やなかったらあかん」と常々言ってたし、H子姉の言葉「音楽のS先生はけったいな先生やからやめとき」で書道を選択した。

当然学校で歌う機会はなし。

校歌と君が代だけ。

 

だから、コーラスと縁が無くなったかというとそうでもなく、

家では6歳年上のM子姉が音楽学校へ進んでいたので、毎日のように歌を妹3人に教えていた。

M子姉は音楽しか知ら無い女性で、家のお手伝いは何もせず、度々妹たちに無理やり歌を歌わせた。

 

M子姉がピアノを弾いて、3人がハーモニーをつける本格的なコーラスだった。

これで沢山の楽曲を知った。

「希望のささやき」とか「四葉のクローバー」とかいろいろ。

日本歌曲も沢山。

歌うのは夜だったけれど、近所から文句が出るわけでも無く(我慢してはったのかも)

楽しい時間だった。

M子姉に感謝し無いといけない。

つづく