今日から6月。
日差しは強いが爽やかな過ごしやすい日だった。
午前中にMさんが来て印鑑押しとサインの仕事をする。
彼の子供は生まれて1年半。
スマホの写真を見せてくれた。カラフルな洗濯バサミをくっつけたネックレスをしている。こんな小さな時から女の子はおしゃれをするのだ。
午後はコーラスの練習に母校の同窓会館へ行く。
4年先輩のSさんが石碑に花を手向けておられた。
1945年6月1日。
運動場の防空壕に避難していて爆撃に逢って亡くなられた友人2人と職員1人。
女学校1年生の時だった。
今の中学校1年生に当たる。
「ええ子やってんよ。なんでええ子が殺されるのやろう?此間殺された女の子もええ子やんか〜。私も同じ防空壕に入っていたのに殺されずに何でまだ生きているのやろう?」
「神様が天国ではまだ必要ないからもうちょっと遊んでいなさいって言うたはるのかな?」
「きっとそうやわ。
しっかりコーラスの練習彼女の分もしなさいって」。
同窓会館前の紫陽花。