a-dollのブログ

忘れたくない日々のあれこれの記録

友の悲しみ

コンサートの案内のために、友人たちに電話をかけた。
その中の一人M木さんは、ご主人を亡くされたばかりで私の電話をすごく喜んでくれた。
だいたいがお喋りの人だから、殆どが彼女のお喋りで終わったが、途中で何度も泣き声になった。
特に夜一人になったら堪らなく悲しく寂しくなるそうだ。
彼女は、一人で海外旅行やコンサートや新劇のおっかけみたいに東京公演にも行ったりしていた。
いつの時も黙って留守番をしているご主人だったし、大きく彼女のことを包み込むように大事にして貰っていたのに、気がつかなかったのだ。
日記には、彼女のスケジュールもキチンと記されていたとか。
想像は出来ても実際に経験してみないと、悲しみの深さは解らないことだ。
「コンサートを楽しみにしている」と言ってくれた。
これからも時々電話をして慰めようと思った。
今日はコーラスの練習の前に、委員会で当日の進行について話し合った。
団長のH川さんは話がすぐ脱線するので、なかなか進まない。
その上マイペースでおっとりしているので、若いHさんはたまりかねて修正する。
それを、「あの子イラチやな」と言う人もいて・・・。
歌も大分、出来上がって来た。あと一息。
英会話の古い友人K田さんが、家で採れた玉葱と蒜を持って訪ねて来た。
何年ぶりだろうか、彼女に逢うのは。
彼女はそろばんの先生。今は後輩に任せているので暇になったらしい。自慢の長男は滋賀県泌尿器科の医者をしていて中々帰って来ないのだとか。
何を思って突然訪ねて来たのかなあ。