a-dollのブログ

忘れたくない日々のあれこれの記録

鳴門と人形浄瑠璃

a-doll2006-02-15

雨だったら、ホテルの室内プールで泳いで過そうと思って水着を持参していったが、朝から晴れている。
降らないうちにと黒岩水仙郷を見に行く。
山の斜面一面に水仙が咲いていて好い香りが漂っている。
崖の上からは、海と白い波が打ち寄せている海岸線が花越しに見えて素晴らしい眺め。
鉢植えの黄色い水仙を買う。
お店の人に、この見事な水仙の群生はどんな手入れをしているのかと聞けば「何もしないで、そのまま」だそうで驚き。
丈夫な花なのだ。
鳴門大橋の近くで淡路人形浄瑠璃を見る。
人形を抱いて写真を撮らせてもらった。
出し物は『傾城阿波の鳴門巡礼唄の段』。巡礼おつるで有名な出し物だ。
「ととさんの名は阿波の十郎兵衛、かかさんの名はお弓と申します〜〜」の台詞で有名な物語で、小さな人形を使ったおつるが可憐な仕種で涙を誘う。
お弓は我が娘と知りながら冷たく突き放すのだ。
娘が私に「何で親子だと名乗れないのか」、と聞いた。
はて・・・昔から有名な戯曲だけれどこれが良く知らないのである。
歌舞伎は昔から良く見て知っているつもりだったが、有名だけど大阪では余り上演の機会が無かったのだ。
ちょっと勉強しなくっちゃ。
鳴門の渦について、科学的に分析して楽しく見せてくれる設備があって面白く見学した。
帰路はフェリーで泉佐野へ到着。その頃から雨がポツポツ降り出した。