a-dollのブログ

忘れたくない日々のあれこれの記録

母の命日

まだとても寒いけれど、春の日射しは気持ちを晴れやかにしてくれる。
櫻はちらほら、でも木全体がぼおっとピンク色に霞んで今にも蕾が開く気配だ。
母の命日で、実家の兄の家に兄妹が集った。
山口県に住む妹を除いて5人が顔を揃えた。長姉は82才で昨年より叉小さくなった感じがする。
兄は78才、まだ天王寺区にある会社に毎日通っている。
足は弱っているが、元気みたいでほっとした。誰も大きな病気をせずこの年になっても全員揃って会食出来るのは本当にめでたい。
皆ご馳走を食べてお酒も飲む。しゃべる。
もう昔話ばっかりで、一番年下の私はついていけない。時々ちゃちゃを入れるだけ。
残ったお料理は包んでお持ち帰り。兄が松屋町にある古い老舗のお寿司やさん『たこ竹』でちらし寿司を作らせて、お土産に持たせてくれた。美味しい大阪ずしだ。
あとカステラや塩昆布や花見団子も。会社でお得意さんに配った『カタカナ辞典』も貰った。
兄は妹達が来てくれるのが嬉しいのだ。
「来年もまた来てや」「来年も呼んでね」とおいとまする。
来年も皆元気で会えますように。