a-dollのブログ

忘れたくない日々のあれこれの記録

懐かしいパリ

今、NHKの生中継で『フランス世界遺産縦断の旅』をやっていて、毎晩見ている。
昨夜はパリ・セーヌ川エッフェル塔からノートルダム寺院までを映していた。案内役の女性の会話は少々邪魔なときが有るけれど、歴史的背景を詳しく説明してくれて、その映像も映されているので、ガイド付きのセーヌ川観光の趣が有る。
私は3度パリに行った。20年前初めて行く。夫の卒業した大学のOB達と、グリークラブの海外公演旅行おっかけのツアーに誘われて行った。
1日観光では有名な場所を見て回った。
夜はセーヌ川を舟で観光して見た、エッフェル塔が美しかった。
2度目は15年ほど前、絵の好きな友達のグループのツアーで行った。
南仏ニースから美術館巡りの2週間の旅。このときは印象派の美術館ばかりを毎日見て回って、最終地パリに着いた。友達と3人で地下鉄でオルセー美術館へ行き、1日じっくりオルセーで遊んだ。
3度目は6年前だったか、娘とイングランドに旅した時に、ドーバー海峡を走るユーロスターに乗りたいと娘が言ったので、3日だけパリに行った。
着いた日にルーブル美術館に駆け込んで、ちょっとだけ見たが、あんなに長い建物をそんなにわずかな時間で見られる訳が無い。
ちなみに昨日はルーブルの歴史も教えてくれたが、ナポレオンが戦利品の美術館を作るまでは、乞食の巣だったという。それを修理して建て増し継ぎ足しして現代のでっかい美術館になったのだ。もう私には何日もかけてルーブルの美術館を巡るエネルギーは残っていない。せいぜいハイビジョンとかでみせて貰う事にしよう。
娘とパリに着いた次の日は月曜日でお休みの美術館が多く(日本と一緒だ)、目的が無い足の向くままのパリ見物は楽しかった。
昨日のテレビではルーブルの前から『ボンヌフ』とシテ島を映していたが、この風景は本当に美しい。あの時も立ち止まってしばらく眺めた。それからセーヌ河畔で、チャーミングな絵描きさんから2枚風景がを求めたのだった。
話は違うが大阪の中の島もシテ島に似通う所が多い。中央公会堂や美術館や歴史に残る建物も多々有る。もっと大切に美しい景観を維持して欲しいとつくづく思う。
この番組はマルセイユまで少しづつ移動して世界遺産を見せてくれるのだ。毎夜が楽しみ。