a-dollのブログ

忘れたくない日々のあれこれの記録

夫の操縦

姪のブログで、母(私の姉)もそうだが、叔母は夫が力無しのあかんたれで甘えられて損をしている、と書いている。
娘はそれにコメントをして、アメリカの女性は夫をおだてて使い、上手に操縦していると言っている。
確かに日本の男性は総じて妻に甘えて居る。
それは幼いときからの親の教育の仕方が違うのだ。欧米の男は女性を守るために命がけ、弱い女性が困っていると助けずには居れないのだ。
日本では母親が男の子を自立させていない。家事労働のお手伝いも男の子にはさせない。
英会話のリックは、いつもレッスンが済むとカップを流しで洗ってくれる。他の生徒は「あら!男性に洗わせて・・・。」なんて言っているのだ。英会話の友達は、かなり進歩的な筈だけどこうだもの。
私の場合は父が理想の男性だったから、夫が“あかんたれ”だという事が判明したときはショックだった。
それに、若いときはいつも夜中に帰って来ていたから、全ては自分の判断で始末するくせが付いたのかも知れない。
その代わり、遠慮せず自分の才覚で全てやってしまえる自由さを得た。
例えば、家具や電気製品を買うとか洋服を買う時、いちいち「あなた〜買っても良い?」と甘えてお伺いを立てなくてもさっさと買う。
海外旅行に行くときでも「**へ何日から行くからね。」で決り。
損か、得かの問題でいうと、そうそう損ばっかりでもないのだ。
今となっては操縦法はもはや変えられないし、蕪やみかんが少々重くっても自由の方が私に取っては良い、とちょっぴり悔しいけどそう思っている。